最近、立て続けに入浴施設で「レジオネラ菌」が検出され、入浴した方が死亡したり入院するケースがテレビや新聞でニュースになりました。
レジオネラ菌は、レジオネラ肺炎を発症させ、咳や高熱、寒気、胸痛、呼吸困難の症状を引き起こします。またレジオネラ肺炎にかかると死亡に至るケースもあります。
このレジオネラ菌は、お風呂で繁殖しやすいのです。
高温多湿の風呂釜内に、人間の垢や入浴剤などが徐々にこびりついていくことで、レジオネラ菌などの雑菌の栄養源となるからです。
高齢者や新生児、免疫機能の低下を来す疾患にかかっている方は、レジオネラ症になりやすいので注意が必要です。
そのためには、定期的な風呂釜洗浄が必要となります。